●「所詮、女なんて何も出来ない」を変えた女性
◯あらすじ
孤児院で暮らしたココは、姉とナイトクラブで歌う仕事をしていた。
そこで出逢ったお金持ちの家に転がり込むことで、不自由ない暮らしをしていた。
ココは、そこでは女は何もできないんだから、男に尽くしてればいいんだという扱いを受け、居候ながらも不当に感じていた。
そんな中で有名女優や自分を認めてくれる人も現れるが…という話。
□感想
ココ・シャネルの恋愛や孤独を感じるという話が8割。
ファッションは「女」であることを感じさせるヒラヒラとしたドレス、羽の付いた帽子などを排除したハンサムでシンプルなデザインばかり作って着ている。
昨年足を運んだシャネル展では、ぶれない「美学」が観られたので、その補完としてはちょうど良かった。
でも、普通はシャネルとして成功するまでのストーリーが見たいよね…
そういう意味では物足りなさを感じる映画でした。
2023年8本目