ピンフまんがん

ココ・アヴァン・シャネルのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)
3.3
実際に伝記映画としては、悪く言えば平凡なんだけど、裏を返せば安心してみていられる感じ。というか無難にまとめたかなという感じも。
衣装はシャネルが全面協力をしたそうで、そのせいか華やかさに花を添えているという感じ。
生涯独身。しかしその裏には、幼少期の父親の姿を見たことが反映されている。その辺の表情はなかなかいい感じで仕上げていた。
疑問なのは、この映画はたぶん第一次世界大戦のころまでが描かれているんだけど、実は第二次世界大戦のころにも壮絶な人生のドラマがあったかと。元ナチスの恋人とスイスに亡命していたりしていたばずなんだけど、その辺はなかったことになっている(苦笑)(;´∀`)・・・
あまりパンチが効いた印象的なことはないけど、これでシャネルの製品に興味を持ったなら、この映画は素晴らしい魔法がかかっているとも言えそうかな。