べに

ココ・アヴァン・シャネルのべにのレビュー・感想・評価

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)
3.0
思っていたのと(ストーリーが)違った。

ガブリエル・シャネルの人となりを描いていて、自分を信じて曲げないところ、コルセット全盛期に動きやすい服やシンプルな美しさを表現してたところは興味深かった。


でも、あくまでもこの映画ではになりますが、押しかけ娼婦みたいなことしておきながら結構図々しい生活してたり(笑)、何でも勝ち気な女で、面倒くさい。彼女みたいに大成したから伝記にもなるけど、そのへんにいる人だったら絶対友達になりたくない(笑)。

あと、そういう勝ち気な人だからこそ一生懸命やって成功出来たんだろうけど、
この映画では、いつの間にかそこそこの大きさの帽子店を出せて、彼の死で傷心してるうちにいつの間にか洋服のデザイナーになってて、いつの間にか華やかなドレスの時代が終わってて、いつの間にか彼女の服が世の中に受け容れられ、コレクション開いてて、なんか後半駆け足な展開だった気がする。

大成するまでの彼女の生き様を紹介した作品。
べに

べに