とし

グラディエーターのとしのレビュー・感想・評価

グラディエーター(2000年製作の映画)
3.0
映画やドラマには、1から10まで作られた世界の作品から、十中八九事実に基づいた作品までいろいろあるけれど、本作のように実在した人物の中に架空の人物が飛び込んで、現実とは異なる展開に進んでいく作品は、コンセプトとしては面白いと思う。

実在した皇帝アウレリウスの死後、実在したコンモドゥスが皇帝にのし上がる過程で、妻と子を殺され自身も失脚させられた架空の人物マキシマスの復讐劇といった感じ。勧善懲悪的な展開。さすがにマキシマス強すぎるけど(笑)

この作品はコンモドゥスの死後、ローマに平和が訪れてハッピーエンドっていう終末だったけど、実際には彼の死後も平和というわけにはいかなかったらしい。

ローマ史を知ったうえで観たらもっと史実と本作の違いを楽しめたのだろうな。

20-129
とし

とし