レンタルショップ店長M

グラディエーターのレンタルショップ店長Mのレビュー・感想・評価

グラディエーター(2000年製作の映画)
5.0
もうね、5.0ですよ。文句ないです。

ローマ時代中期、その人徳と能力の高さ故に時期皇帝の嫉妬を買い、妻子を殺された上に将軍から奴隷剣闘士へと身を落とした男、マキシマスの復讐と救いの物語。
『この映画で燃えねぇヤツは、男じゃねぇ。』

そう言って つっぱっていた時代が私にもありました。全編で泣けます。

豪華な世界観に名優たちの演技バトル。魂の震える脚本に、美しい画面の色彩、珠玉の音楽。空気の音まで伝わりそうな音響。

これだけの高級食材を料理しきって一皿にまとめあげただけでも、ハリウッド映画として最高峰と言って良いでしょう。アカデミー作品賞も頷けます。一つの到達点としての満点を贈りたい。

冒頭で復讐と「救い」の物語と書いたのも理由があり、本作はいかなる境遇においても「愛」と「信念」に基づく幸せの形があり、それは誰にも邪魔できない、みたいな強固な「意志」があるんですよ。ラスト、主人公の友人の台詞はその表れですので是非注目です。


最後に、名言が多いと有名な本作を代表する、映画史に残るであろう一節をご紹介。

全ての仇である現皇帝に、奴隷剣闘士になろうとも誇りを失わない主人公マキシマスの堂々たる名乗り。

「私の名はマキシマス。かつての将軍にして前皇帝の忠実な僕。子を殺された父にして妻を殺された夫。今世か来世で復讐は必ず果たす。」

スクリーンの前で『ウオォォォォォォ!!!』モンですよ(笑)