皇帝アウレリウスと皇太子コモドゥスの確執に巻き込まれて家族を失い、自らも奴隷に身分を落とした将軍マキシマス。彼はコモドゥスへの復讐を誓い、剣闘士として名を上げていくのだった…!!
歴史物はあまり好んで観ないのですが、リベンジものは好きなので、すごく楽しめました。
剣闘士の戦いがなかなか血生臭い!
細かいカット割りによって、残酷描写は抑えめな印象でした。
個人的には、もう少しガッツリ見せても良いな、と思っちゃいました。
嫉妬心の塊で、くっそ気持ち悪いシスコン皇帝をホアキンが見事にネチネチ演じてましたw
コロシアムでの騎馬戦が、一番の盛り上がりだったかなぁ…。
ラストの皇帝とのタイマンを、もうちょい迫力ある戦いにして欲しかったな。
ま、手負いの戦いなので、しょうがない気もしますけどね。
主人公がたまに見る麦畑の幻想が、少し冗長に感じてしまった…。いや、生死を彷徨ってるのはわかるが、あのシーンやたら暗いのよね…。
奴隷商人プロキシモ役のオリバー・リードは、撮影途中に死去したため、CG代役のシーンがあるらしいですね。(マキシマス逃亡劇の柵越しの会話シーン)
少〜しボヤけてる気もしましたが、言われなければ特に違和感無いシーンでしたw
ローマのあの時代に、あんな巨大なコロシアムが建てられたことが凄いなぁ…と率直に思っちゃいました。
闘技場のせり上がってくる仕掛け。
本当にあんな精巧な奈落は作れたんでしょうかねぇ…?
虎がガバッーと出てきたり、結構大仕掛けでしたよねww
公開当時、子供だった自分には長尺で辛かったんですが、改めて見返すとそんな長さも感じさせないくらいの面白さでした!