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グラディエーターのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

グラディエーター(2000年製作の映画)
4.7
西暦180年、大ローマ帝国。皇帝アウレリウスから次期皇帝の座を約束された将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)。
ところが、それを許さない皇帝の息子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は、皇帝とマキシマスの妻子を殺害し、新皇帝の座につく。
全てを失ったマキシマスは奴隷剣闘士に身を落とし、ある決意を胸にコロッセウムに立つ。
名誉や生き延びるためではなく、真の剣闘士・グラディエーターとなって新皇帝への復讐を果たすために…。
勇猛果敢で部下にも慕われるカリスマ性のある将軍でありながら出世に興味なく、戦が終われば故郷で待ってる妻と子供と野良仕事をし団欒を過ごすことが楽しみな誇り高い将軍マキシマスが、ローマ皇帝の跡目争いと帝政派と共和制派の争いに巻き込まれて、コモドゥスに皇帝アウレリウスと妻子を殺害され皇帝暗殺の濡れ衣を着せられ、剣闘士に身を落としながら、皇帝コモドゥスを討ち、ローマを理想の姿にするため戦うストーリーを、冒頭の火矢や砲弾が飛び兵士がぶつかり合う迫力満点のスペクタクルバトル、戦車騎馬隊にマキシマスが仲間たちと密集隊形になり立ち向かうバトル、マキシマスと「ガラリアの虎」と謳われた剣闘士ティグリスの周囲を虎に囲まれながらのバトル、クライマックスのコモドゥスに手傷を負わされながらもマキシマスがコモドゥスに立ち向かうバトルと迫力満点のソードバトルやスペクタクルバトル満載で描き、「ブレイブ・ハート」「300スリーハンドレット」に並ぶ歴史スペクタクルアクションの傑作に仕上がっています。
「死が微笑む時に出来ることは、死に微笑み返すだけ」
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