先日観た「すばらしき映画音楽たち」という映画で、大好きなハンス・ジマー先生の紹介の時に出てきた本作。音楽はもちろん綺麗な映像と壮大な古代ローマの世界観に惹かれて観賞。
音楽ももちろん素晴らしかったけど、映像も脚本もキャラクターも10年後に同じような話を8シーズンかけて描いた「ゲーム・オブ・スローンズ」に負けず劣らずのクオリティで面白かった。かなり好き。色んな賞を獲ってる作品なだけある。出演者もベテラン〜若手まで個性が強い人が多くて舞台みたいで凄かった。衣装もめちゃくちゃ良い。花びらヒラヒラ散る演出も好き。
ラストからエンドロールにかけて流れるハンス・ジマーの音楽（最高）で余韻に浸りながらそのままのテンションで特典映像の作品解説を見ようと思ったんですが、、、長っっ！笑
監督のリドリー・スコットと主演のラッセル・クロウによる解説は3時間弱のエクステンデッド版本編丸々を副音声で、また監督と製作陣による解説は2時間半の劇場版本編丸々を副音声で、というトチ狂ったボリューム（エンドロールでもずっと喋ってていつまで喋るのかと思ったw）でしたが撮影裏話が面白くて良かった。特にちょいちょい出て来るホアキン・フェニックスのエピソードが人柄が知れて面白い。ちょっとメンドクセー奴だなと思いつつも皆彼のこと大好きなんだね笑 本作での繊細で傷付きやすい一面を持つ悪役ぶり非常に魅力的でした。
