わらじ

アングスト/不安のわらじのレビュー・感想・評価

アングスト/不安(1983年製作の映画)
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犯人、心の中でイキってるけど現実おどおどしてる厨二をこじらせた人、、、な感じなんだけど
まじで殺人実行しちゃうのでとてもやばい

「気づいたら意識なくて周りに人が血だらけで倒れてたwww」のイキりじゃなくマジのパターンだ

母や妹や祖母にいじめられて(養父もか)マゾヒストの女性と出会って、
女性嫌悪とサディズムの融合みたいなのが(?)起きて殺人衝動にいたった、、、みたいな理由づけもできるんですけど
映画自体がほぼ全部犯人の独白なので、彼の過去もどこまでほんとか知らんし、やっぱ厨二的なので、「酷い環境で育って生まれたモンスター、俺」みたいな妄想かもしれないので
よくわかんないですね
レストランの女性客2人は意識するも新聞読んでる男性のことは気にしなかったり、
殺した女性を屍姦してるっぽい描写があったりしたので、
「誰でも良かったから殺した」感はそんなにないかも、、、独白内でそういうこと言ってるけど
すぐ「完璧な計画を考えた」とか窮地に陥ったときに「興奮した」とか言うのイキりにしか聞こえないなあ
でもやっぱ殺人犯してるので、、、
イタい奴で終わらないのでえぐい、、、

あと音楽がだいぶ耳に悪い不穏な感じで
だいぶデカいとこはデカいし鼓膜いたい!って感じで
さらに映像もぐわんぐわんするので最初酔いそうだった
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