1980年にオーストリアで実際に起こった殺人鬼ヴェルナー·クニーセクによる一家惨殺事件を映画化した実録スリラー。
ヨーロッパ全土上映禁止!?
ギャスパー·ノエは本作を60回見たとか(笑)
これがこのジェラルド·カーゲル監督の唯一の監督作品らしいんだけど、、
全額自費で全財産を失ったって、
なんでそこまでして撮りたかったのか、
この監督も相当ヤバイ、、
ゴラムみたいなギョロ目に半開きの口、
見るからに不審者で、夢に出てきそうなほど気持ち悪い。
ソーセージにかぶりつくだけで狂気、
顔を、目を、口を執拗にアップで撮るのも不快で目をそらしたくなる。
自身のモノローグ、調書をなぞるように生い立ちを語り始める。
前から後ろからあらゆるアングルで彼を追いかけるグラグラと不安定なカメラが不安を煽る。
たまたま見つけた邸宅。
ななめってるベッドの配置が気になる(笑)
計画、計画言うけど、どーみても行き当たりばったりで、淡々とした語りとは裏腹の、目の前で起きてるドタバタが可笑しい。
また演出なのか、単に演技が下手なだけなのか、被害者が緊迫感無さすぎて、
カフェの客のリアクションもなんなん?
こら、アホ犬っ、しっぽふってる場合やないやろー(笑)
まさかの総入れ歯(笑)
白いタキシードのチョイス(笑)
ただただ胸糞。。
いつかまたどこかにこんな〈異常〉が放たれるやも恐怖に怯える。
