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アメリカン・ニューシネマ 反逆と再生のハリウッド史のtakatoのレビュー・感想・評価

4.1
 60年代のハリウッド崩壊から再生までの10年間、わずかの間に花咲いたニューシネマの世界。汚く、着飾らない、痛切で、リアルで監督の想いが込められた作品群。万人の安定剤ではなく、自分のための映画だと少数の人にでも思えるような他人事ではなく当事者意識に満ちた作品たち。現代でも勿論大資本映画が幅を利かせているが、ちゃんと少数者向けのニッチなところを攻める映画も共存している悪くない時代になった気がする。
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