面白い!
同じ女性を描くにも東宝と比べると随分辛口(リアルで残酷)だなと思ったら、原作も脚本も女性なんだな。納得。
男が押し並べて刺身のつま以下の木偶の坊になっとるし(笑)。
ラストの高峰秀子と浦…
この映画で描かれる小さな世界。
ただ生きるために生きている、といったら「それの何が悪い!」とキレられそう。
習慣化したズルズルべったりな空気。その環境に対して嫌だと感じる気持ち。それがつもり積もっ…
窓が大きく開け放たれた二階の貸間に隣家のピアノの音が聞こえ、実家を飛び出して来た高峰秀子が目をやると庭先の洗濯物が見える…再び貸間に戻り母親浦辺粂子と互いをなじり合う。この辺りだけ記憶に残り、作品名…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
・「稲妻」ってタイトル。ラストのシーンで、主人公が「生まれてきたことを後悔する」と母親を詰り、泣かして。そのときに雷が鳴る。そのとき主人公は、何か神的なものに叱られたか、超自然に背いてしまったみたい…
>>続きを読む舞台は東京の下町、産まれた子供の父親がみんな違うだらしない生き方の母親。
長女、次女、長男はそれぞれ違った性格ながら、だらしなさは母親そっくり。
三女だけがしっかり者で、そんな一家の生活風景が三女の…
1952年 成瀬巳喜男監督作品 93分。父親が皆違う4人兄妹という複雑な家庭で育った末娘 清子(高峰秀子)。仕事はバスガイド、母(浦辺粂子)の家で暮らしている。姉の縫子(村田知栄子)が清子にやり手と…
>>続きを読む浦辺粂子さんがとっても素晴らしいです。
弱くて弱くて、でも粘り強い女。
要するに粂子さんは、四人の男たちの妾で
男たちとの間にそれぞれに子が出来てしまい、ごちゃごちゃやりながらもなんとか大きくなるま…
1952年、70年以上前の作品。
想像以上にドロドロした展開だった^^;
男1人、女3人の兄妹とその母親(浦辺粂子)の物語。主演はバスガイドをしている末娘の高峰秀子。
まず、4人兄妹の父親が全員…