エリオット

四十挺の拳銃のエリオットのレビュー・感想・評価

四十挺の拳銃(1957年製作の映画)
4.5
サミュエル・フラー②

荒野の一本道を主人公らの兄弟が乗る1台の馬車が走っていると、女頭領(バーバラ・スタンウィック)に率いられた40人の男たちが乗る騎馬の群れが前方から現れ、馬車の両脇を猛然とした勢いで駆け抜けて行く。驚く馬車馬、埃まみれで呆れた顔の主人公たちと同じく、見ているこちらも唖然とするしかない圧巻の冒頭シーン。
クズな身内の存在が悲劇を招くストーリーはよくあるが、それに対する本作の大胆な決着のつけ方には度肝を抜かれる。
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