yumiko

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップのyumikoのレビュー・感想・評価

3.0
ビデオ撮影に取り憑かれた男ティエリーのドキュメンタリー。

生活の全てをビデオに撮影していくうちに、ストリートアートに出会い、ストリートアーティストに取り憑かれる。そして、いつしか自分も。そして展覧会。

“私は”ストリートアートにあまり魅力を感じない。中には面白いのあるなぁと思うけど、それ以上に“違法”というのが頭をよぎる。

でも、たくさんの人の心に響き、賞賛される。人間の好みはそれぞれちがうので、それも納得。

ティエリーはバンクシーの信頼も得て、その制作の姿まで撮影することに成功する。でもその後、アーティストになり、大規模な展示会を開催する。バンクシーはなにが言いたかったのか。

追記: 2021/10/18 バンクシーって誰?展に行ってきました。
ピンクの象、出てきました。
展示会をみて、なんとなく言いたいことはわかったかも。
ストリートアートは他のアートに比べて、寿命が短い。(壁が撤去されたりするからね。)
でも、それを長く残したい。
そして、世界を皮肉って、良い方向に向けたい。
英語で見て見ぬふりをされた問題のことを”elephant in the room 部屋にいる象”っていうんだって。
自分の作品を美術展にしれーっとてんじして、数日間気づかれない。「みんななにがアートなのか実際はわかってないんだよ」
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