カリフォルニアの近くに住んでた頃、近場にある壁面アートというかグラフィックがすげぇって噂を聞いて見に行った時のことを思い出した。ほんとただのヤンキーの落書きだと思ってたらこれが何だかすごいんだ。何が芸術か否かの線引きって難しくて、例えばシアトルにはガムを大量に貼り付けただけのストリートがあるんだけどこれが結構有名な観光地になってたりするんだな。「アズミ・ハルコは行方不明」で取り上げられてたので見たんだけどこれは確かに面白い。継続性反復性のもたらす麻薬のような現象。もはや趣味というより「業」にようにアーティストを追ってカメラを回し続けるカメラを止めるな状態のおっさんと犯罪スレスレのアーティストたちに心踊らされる。ただおっさんが主役になる後半からやや失速
