Netflixで配信されているラブデス&ロボットの元ネタでありカルト的人気を誇るオムニバスSFアニメ。緑色の光の玉にまつわる7つの話。
ケネスアンガーの実験映画にストーリー性とギャグを追加したようなカルト感満載の作品でした。冗談抜きでファンタスティックプラネットが可愛く見えるくらいヘンテコかつふざけた作品のため、好みが激しく分かれると思います。ストーリーはともかく、作画と音楽はどれも素晴らしかったし、ギャグもかなり馬鹿げていて個人的には好きでした。確かに今作をジェームズキャメロン、ギレルモデルトロ、ロバートロドリゲスなどがリメイクを試みていたのもよく分かります、今作は大コケしたらしいけど、この雰囲気を捨ててしまうのは勿体ないです、なので結果的にNetflix、デヴィッドフィンチャー、ティムミラーの手によってヘヴィメタルがラブデス&ロボットに生まれ変わったのは大正解だったと思います。
ラブデス&ロボットやカルト的なアニメが見たい人にはオススメ出来る作品です。下品でカオスだけど面白かった。