スパイナル・タップの作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「スパイナル・タップ」に投稿された感想・評価

ストーンヘンジもツボだったけど、ホテルの予約ミスが好きだった。人間関係と音楽のもたつきがうまく出ている。
最高だ!本当に最高だ!これぞロックン・ロール!日本でチャート入りするのも常套!ボーカルの彼女がバンドを壊すのも常套!あらゆるロックバンドの抱えるであろう舞台裏の問題がコメディとして描かれている。歌詞も馬鹿馬鹿しいが、感動シーンをラストに入れるのはロブ・ライナーの手腕。
伝説のブリティッシュロックバンド「スパイナル・タップ」の1982年アメリカツアーを追った…という設定のモキュメンタリー。
現実の世の中にいるいくつもの有名なロックバンドをモチーフにしていて、そんな人たちの生き方を知っているなら、間違いなくニヤニヤが止まらなくなるだろう。
知らないなら、これを機にロックンローラーのおもしろい人生に興味を持ってほしい。ロックスターをやっている人間がいかに人間じみているか。そんで、病みつきになってくれたなら、ロックン・ロール万歳。
今、映画通りの彼らが本当に存在しているなら、どうしているだろう。僕が今の彼らを描いた作品を作るなら、オジー・オズボーンやキッス、スコーピオンズがやらかした解散詐欺をオチにしたいなあ。
ちなみにヒゲの長いベーシストのデレク・スモールを演じたハリー・シェアラー(現在75歳)は2018年春に、デレク・スモールとして、初のソロアルバムを本当にリリースしたので彼らはいちおう本当に存在している。だから、続編を夢見てみてもいいんじゃないか。
2018年の6月30日に新宿武蔵野館で初めて鑑賞した。パンフはもちろん、キーホルダーにトートバッグ、フェイスタオルにTシャツ6種と物販の充実度が完全にロックのライブのそれで最高だった。8月6日には新文芸坐のでけえ音でも鑑賞した。
Aoi

Aoiの感想・評価

3.9
アンプのツマミが10までだから11を作ったとか、本番前のハイなテンションのままステージ裏で迷って出て行けないとか、死ぬほど薄っぺらい歌詞とか、ずっと見てたいバカバカしさ
色んなバンドのエピソードとか時代背景を知ったらより楽しいだろうけど
本当にドキュメンタリーみたいなのに、所々最高にバカで面白い。絶対ありえない展開がスッと入ってくるのがツボ。演技はほぼアドリブっていうのがめちゃくちゃでいいですね。

バンド2代目のドラマーが吐瀉物を喉に詰まらせて死んだって話がまんまツェッペリンのボーナムなところとか、音楽そこそこ知ってる人なら笑える小ネタが多くて満足でした。
大木茂

大木茂の感想・評価

3.1
偽ビートルズがダラダラ商業ロックをするって内容なのかな?
汚い実録ボヘラプみたいだな

とても40代には見えないスパイナルタップ


ハムを折ってパンに挟むんじゃなくて
大きいハムに更に大きいパン持ってこいのくだり好き

値札取らないギターとか11ボリュームアンプのときなんか粉映ってたぞ

全然残らないけど曲とおバカな歌詞は観るに耐えれるのよね不思議と

舞台への迷宮入りするのホント爆笑
本人達は真面目だけど分かりにくいシリアスな笑いが15分に1回くらい起こってるな

女を選ぶか友を選ぶかというものを最後に持ってくるのはイイね
『スタンド・バイ・ミー』『ミザリー』を手がけたロブ・ライナー監督作。本作はスパイナル・タップという架空のロックバンドを取り上げたドキュメンタリー映画(モキュメンタリー)であり、米国ツアーに苦戦するバンドの姿をコメディタッチに描いている。こうした手法はウディ・アレンの傑作『カメレオンマン』やラリー・チャールズ監督の『ボラット』、一風変わったところでは『トロール・ハンター』、邦画では『大日本人』などにも見られるが、凡庸な「あるあるネタ」を詰め込んだだけのモキュメンタリーもどきが粗製乱造されがちな中、撮り手の工夫次第で時代を超えた共感を生み出す可能性を提示したロブ・ライナーの手腕は素晴らしいの一言に尽きる。
本作で焦点を当てられるスパイナル・タップは80年代の音楽シーンで活動していた(という設定の)グループだが、そのコンテクストは不自然さを感じさせないほど丁寧に作り込まれている。素材として用いられているのは実在のバンドだ。スパイナル・タップのモチーフはLed ZeppelinやAC/DC、Aerosmithなどのハードロックバンドと思われるが、メンバーの恋人が関与することでグループ内に亀裂が生じる展開や、60年代に「エド・サリヴァン・ショー」を模した番組でマネーマネーと叫ぶメンバーの姿はおそらくBeatlesのパロディだろう。また、本国で支持を得られなかったグループが日本でチャート入りする結末(ビッグ・イン・ジャパン)はQUEENやCheap Trickの経歴を思い起こさせる。
随所に実在のロックバンドを模した要素が散りばめられた本作は、音楽に精通している観客ほど楽しめるはずだ。オタクならではの楽しみを見いだせる点は『レディ・プレイヤー1』や最終絶叫計画シリーズ、コミックなら『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』にも通じるところがある。とはいえ、オタク層以外には受け入れられないかというと、決してそのようなことはない。むしろ音楽に興味を持たない観客ほど作中で描かれる虚構を抵抗なく受け入れ、作り手が仕掛けた<現実―非現実>の過剰な抽象化を堪能することができるだろう。キース・ムーンやジョン・ボーナムの死因を知らない観客はドラマーたちの死因を笑いながらも「ロックバンドの逸話なら実話でもおかしくない」と感じ、それなら「自然発火で人間が死ぬ」という話さえもジョークなのか真実なのかを判断することができないのだ。この境界を描き出すのは、非常に難しい。

『スパイナル・タップ』は様式面ばかりがクローズ・アップされるが、単純にロックバンドの(疑似)伝記映画として見ても面白い。メンバーに襲いかかる数々の困難、別れ、そして復活にいたるまでの起承転結がユーモラスに描かれている。インタビューによって登場人物の人物描写は掘り下げられ、生き生きとした背景が与えられている。時代と共に変化するバンドの音楽もなかなか良い。本作はモキュメンタリーというジャンルの市民権獲得に貢献しただけでなく、その代表と呼ぶにふさわしい一品だろう。映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットした今だからこそ、日本でも再評価されるべきだと思う。

※追記
余談だが、アンプのジョークから見て取れるようにメンバーの頭の悪さを誇張するジョークは『ズーランダー』における(ファッションモデルを馬鹿にするような)シニカルな笑いを連想させる。あちらもキューブリックやスター・トレックのパロディを含んだ「オタク的楽しみを堪能できる」コメディの佳作なので、未見の方にはオススメしたい。
ワイカ

ワイカの感想・評価

5.0
ついに観ましたヘビメタ界の伝説映画!子供のころ読んでたメタル雑誌でよく話題になってたから存在は知ってたけど、観るチャンスがないまま三十数年。奇跡のアマゾンプライム配信で念願叶いました。

落ちぶれ気味の架空の英ハードロックバンド「スパイナル・タップ」をドキュメンタリータッチで描いたコメディ。ロックバンドのアホすぎる本質をこれでもかとばかりに皮肉たっぷりに描いていて、とにかく笑えます。

ストーンヘンジのくだりは最高。卵?から出れなくなるとこや、楽屋からステージまでの通路で迷うとことか、ホントにたまらないです。曲はなかなかいいのに歌詞は最低(特にモッハのとこはひどい 笑)だし、ホントにバカ。

本人たちはまじめに音楽に打ち込んでる設定なのが、可笑しさに拍車をかけてます。ロックバンドあるあるも多く、実在するバンドのホントのドキュメンタリーを観てる気分になりました。ロックファンなら楽しめるのは間違いなし。下ネタも多いですが、全体的に笑いのセンスが良いです。

ドキュメンタリー仕立ての映画って、この時代としてはかなり斬新だったのでは。モデルはどのバンドなんだろ?曲が70年代っぽかったから、その頃のバンドなのかな(ウィキによると、大まかなモデルはツェッペリンやプリースト、ドラマーが死んだエピはキース・ムーンやジョン・ボーナム、黒いジャケのアルバムはツェップやAC/DCとのこと)。

モトリークルーの映画みたいにクスリや女まみれではなく、音楽に対して大まじめだからこそ面白いという意味で、アンヴィル(こっちは実在)の映画に近いかも。古い映画なのに、いま観てもあまり古臭さを感じないのは傑作の証だと思います。最後に日本で火がついて日本公演するのも素晴らしい。この監督はよく分かってると思いました。

点数は完全にロックファンのひいき目ですが、冷静になっても4点はあげたい映画です。
俺たちポップ・スターとかモロにそうだけどこの映画が後世に与えた影響は大きいだろうなぁ。
とにかくめちゃくちゃくだらな過ぎておもしろい。公開は1984年なのに今見ても全然古くないから傑作でしょう。

最後の最後に「ツナ缶は骨がないからいい。」って言うとこまで爆笑し続けられた。ミュージシャンあるあるというかいろんなバンドをパロっててけっこう真面目につくられているのも笑える。
そしてこの映画を2018年に日本公開してるのがリアル。。
めぐ

めぐの感想・評価

5.0
殿堂入り
劇中ではrock + documentary でrocumentaryという表現が使われていたが
こういうジャンルはmocumentaryというのだと思う(たぶんです)。
一番大事なのはいかに現実味があるかと、独特の間だと思っていて、それに関してこの映画は100点。
ビートルズ、クイーン、ストーンズ、クイーンズオブストーンエイジあたりのあらゆるエッセンスを凝縮してパロっていてリアルすぎて爆笑