スパイナル・タップの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「スパイナル・タップ」に投稿された感想・評価

dxnxueno

dxnxuenoの感想・評価

4.5
ひとつひとつのネタは最高なんだけど、ドキュメンタリーではないからもっとしっかり振ってくれてもよかったかなぁ、と。

たとえば、デカい音を出すバンドがキャーキャー言われててそれに対抗しての「11」とか、
ロックでハモるのなんて最低だよな、とか言いながら墓前でハモる、とかね。
goslinK

goslinKの感想・評価

3.2
映画友達に勧められて鑑賞。
架空のバンドだったのね。
ステージ裏で迷子になるとこ何となく分かったけど、笑った。
ベイシティーローラーズとかKISSとかデイブリーロスとか色んなグループを思い浮かべながら観れました。
噂以上の素晴らしさ。あの頃のハードロックあるあるの連続。迷走具合がツボに効く。

ドラム爆破しすぎ。キースムーンか。


ホロっとさせられる作りも見事なステレオタイプでいい感じ。

なんといっても“才能”を“中庸”が支えているのが小気味よい。そうそう。ベースのデレクが支えてる。

ナイジェルの肩毛に惚れたロキュメンタリー。私のJCM800はメモリ10。
宗教にはまったメインボーカル、女が口出ししてきたり、謎の死を遂げ続けるドラマーや、拗らせすぎてるメンバーなどなどよくわからんけどロックバンドあるある
ステージに行けなくて迷うところはめちゃ笑った、あるあるなのか?あれは笑
【What the hell is this!?】

もう、そのまんまです。『なんじゃこりゃ~?』ですよ。
とにかくオモシロイ!ず~っと小ネタで笑わされてる感じ。しかも本人達は至って真面目にやってるわけだから、その分の反動が振り幅となって襲ってくる。

まじ【ロブ・ライナー天才かよ】って話です。

スタンドバイミーよりもミザリーよりも前にこの作品を撮ってたなんて・・・マジ神だわ。
奇しくも今年はQueenのヴォーカル「フレディ・マーキュリー」の自伝的映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開されるという事もあって、この作品も非常に気になっていたので即鑑賞を決めました。と言っても札幌では1週間くらいしか上映しませんが・・・。


この作品は「60年代に一世を風靡したイギリスの伝説のロックバンド『スパイナル・タップ』がニューアルバムを引っさげて全米ツアーを行なった際の模様を撮ったロキュメンタリー(ロック×ドキュメンタリー)」という設定のフェイクムービーである。
しかし、スクリーンに映し出された彼らは確かに「スパイナル・タップ」だった。
そこには純粋なロックンローラーだけがいるんです。
それは単純に音を奏でているとか歌を歌っているとかそんな抽象的なことじゃなく、生き様や考え方がいい意味で「擦れていない」というか「純粋」なんです。思った事、感じたことを真っ直ぐにギターやベースのサウンドに乗せて、真っ直ぐにオーディエンスに届ける。しかし、あまりにも真っ直ぐすぎるために様々なところでトラブルも発生してしまうんだけどね。
バカと天才は紙一重なんてよく言うけど、本当に彼らはその紙一重の端を綱渡りよろしくフラフラとふざけ合いながら歩いているようなもんだった。
でも、彼らは本気だった。本気でバカをやっているような感じだった。
だから尚更笑えるし、尚更彼らが好きになる。

この作品にはミュージシャンを描く際によくありがちな「酒」「SEX」「ドラッグ」が殆ど出てこない。本当に不思議なくらい出てこない。
基本的にインタヴューは木漏れ日が差し込む庭先やハンバーガーショップなど、おおよそ「ガチガチのロックンローラー」は似つかわしくない場所で行なわれる。でも彼らは一生懸命にバンドや仲間について熱く語る。
そのロケーションとのギャップが堪らなく可愛いんです。40過ぎのおっさん掴まえていう言葉じゃないんだろうけど(笑)。
で、真面目な顔して「歴代のドラマーが何故か不審死が原因で入れ替わっている(おいおい、笑えね~よ)」って話を真面目なトーンで言うんですが、もう、なんならその件すら笑えてしまうんですよね。
彼らに笑わすつもりがないから尚更おかしい。

スパイナル・タップ66年のデビューから色々な形でバンドは形を変えてきた。最初はポップスから始まり、やがてハードロックに辿り着いた彼らが全米ツアーの追跡ドキュメントをきっかけに結成当時の懐かしい思い出や、メンバーへの思い、音楽への情熱、歴代ドラマーの死(やっぱり避けて通れない)・・・色々な思いを吐露していく。

でね、先にも書いたけど彼らは「純粋」なんです。
大御所のアーティストらしからぬ「童貞感」が漂っていて、それがこの作品の見事なスパイスとなっているんですね。まるで高校生が「バンド始めました!」っていう頃の感覚のままメジャーデビューしちゃってるみたいな。
だからツアー中も様々なトラブルが次々と起きますが、彼らの持ついい意味での「素人感」も相まって笑いを堪えるのに必死でした(笑)。

エイリアンの卵みたいなセットからメンバーが出てきて演奏を始める・・・はずが、ベースのデレクのカプセルだけがどうやっても開かず、スタッフはバーナーとかハンマーとか持ち出して懸命に開けようとするんだけどやっぱり開かない。窮屈なカプセルの中で何とかベースは弾いているんだけど、そうこうしている内に曲が終わっちゃうよってところでようやく出られたと思ったら曲が終わってしまって、今度は中に戻る演出だったのに戻れなくなっちゃったり。

ストーンヘンジのセットを作って、そこで壮大な感じで歌おう!!というところまではよかったけど、発注の段階でサイズを間違えて6mのサイズのはずが45cmのミニチュアになってしまったり。

「さぁ、ライブだ!行こうぜ!ロックンロ~~~ル!!」と威勢よく控え室から飛び出したはいいけど、ステージまでの通路がわからなくて迷子になったり。

やっぱりドラムが爆死したり・・・。

それでも彼らは純粋で真面目でおバカ。そしてたまらなくキュートでカッコいい「スパイナル・タップ」。

とんでもないカルトムービーに出会ってしまったのかもしれない。
当時のHRやHM近辺のバンドを揶揄したモキュメンタリー・コメディ映画。
タイトルは劇中に登場する架空のバンド名からなんだけど、とにかくこのバンドの設定や作り込み方が無駄に細かくて笑える。
もう少しはっちゃけても良かったんだけどな〜
本当は劇場で見たかったけどいつの間にか上映終了してたからDVDで我慢することにしたが、やはり面白いコメディモキュメンタリーだ。

いきなりロブ・ライナーが変な監督名で自身を紹介する親切設計ではあるけど、インタビューとかライブ場面とかマジにスパイナルタップってバンドが活躍してるみたいに見えるから、よくここまで作り込んだと唸る。

バンドメンバーの死に関するエピソードとかバンドあるあるも多くて、ストーンズとかツェッペリンとかその頃のロックが好きならニヤニヤできる作りになっていたのも自分の壺を突いていた。

エルヴィスの墓前でメンバーがハモろうとする場面とかセットの故障の場面とかではウディ・アレンの映画みたいな面白さもあって、コメディとしても良質なものがあった。

ロブ・ライナーの映画はそこまで個性が出ているわけでないものが大半だから一部を除きそこまで好きではないのだけど、この作品は掛け値無しに素晴らしい映画になっている。

ところでスパイナルタップのメンバーには不評だった黒塗りのアルバム、自分的には結構良いセンスだと思えたのだけど、どうやらメタリカもオマージュしたアルバム作っていて他に良いデザインだと思った人物がいたのはちょっと嬉しかった。
セイ

セイの感想・評価

4.0
ベースの奴だけ殻が開かなかったとこ爆笑した。ストーンヘンジのくだりは、もはやコント。この映画のTシャツ買ったらポリマーレコードって書いてあるし、スパイナルタップじゃねえのかよ!(笑)
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

4.1
気にはなってたけど、なぜかこのタイミングでの日本劇場初公開の機会に観に行ってよかった!!!
ロック・モキュメンタリーで、ロックファンならきっともっと楽しめる小ネタが多いはずだけど、知識浅い私でもかなり楽しかったなぁ。茶化しているようだけどとても愛に溢れてる作品だと思った。歌詞には問題あるけどパフォーマンスもかなり好き。ストーンヘンジのくだりは笑いが止まらなかった。大好きだ。
20180624武蔵野館
ロックバンドあるあるを煮詰めたようなエセドキュメンタリー。
楽曲が普通にいい感じなのでノれるノれる。最高。