南宮龍八

ホワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくての南宮龍八のレビュー・感想・評価

5.0
90年代当時、韓国女性が憧れていたという「美人顔」のひとりキムヒソンと当時映画初出演のソンスンホンが共演したファンタジックラブストーリー。韓国語タイトルの「カラ」とはカラーという花のハングル読みで、この花には「清純」といった意味の花言葉が込められているらしいです。確かにキムヒソンは美人ですが、口紅べったりメイクの彼女からは清純というイメージをあまり感じません(笑)このキムヒソン演じるちょっと香水キツそうな花屋の店員チヒに一方的な恋愛感情を抱くイケメンデザイナーソヌを演じるのがソンスンホンなのです。ただ、ソンスンホンがキムヒソンに恋焦がれるくだりは妄想が暴走しかけるので失笑してしまいましたが。日本版DVDジャケットのイメージで観てしまうとちょっと肩透かしを食らうかもしれませんが、ちょっと辛口で捻りのあるラブストーリーなのでお薦めです。
南宮龍八

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