面白い。加藤泰がそれまでの映画で成功してきたモチーフを全部詰め込んだ集大成のような映画。女博徒が(『緋牡丹博徒』)、跡目をめぐる抗争から(『三代目襲名』)、夫を殺したヤクザ達を1人ずつ殺していき(『…
>>続きを読む加藤泰!といちいち叫びたくなるローアングルの畳み掛け、そしてリズム!
最後の殺陣カットは手前と奥の計算され尽くしたカリオグラフィーが凄すぎる。どうやって演出してるのか。
長屋の奥から路地の向こうの…
『車夫遊俠伝 喧嘩辰』のレビューでも使った表現だが、本当に惚れ惚れする美しさ。
モノクロも良いがカラーでもその美学は不変だ。
まず、オープニングに加藤泰の魅力が詰まっていて素晴らしい。相変わらず汽車…
スカパーにて。江波杏子主演なのに東映?と思ったら前年に大映が倒産して移籍したのか。
大映で人気を博した「昇り流のお銀」のキャラクターを受けて女博徒を演じているが、やっぱり東映流に変更されているね。
…
気っぷの良いやくざに命を助けられた堅気の女が、流れ博徒になり跡目争いで命を落とした男の仇討ちを誓う。一応、昭和40年代当時の現代劇なのかな。もう少し時代設定が古い感じがしたけど。若い頃の松方弘樹がか…
>>続きを読む最近まで普通のお嬢さんだった人が凄腕の侠客になるって・・・とか色々とツッコミはあるけど
加藤泰のキマリまくりの画に全て許してしまう
特にオープニングなんか惚れ惚れするよ
江波杏子より可愛い遠藤太津…
加藤泰後期の代表作。
オープニングの美しさが尋常じゃない。
ローアングル、長回し、奥行きの使い方も健在だった。
主人公の境遇が大映が倒産してしまった江波杏子とかぶる。
予告には新シリーズ第一弾とあ…