エヴァの「空白の14年間」を埋めるように、「エヴァQ」と同時上映された作品。
林原めぐみのナレーションと相まって、まさに、ニアサードインパクトを彷彿させます。
また、巨神兵の姿は、「シン・ゴジラ」のラストシーンで現れる尻尾の人型に酷似しており、ヤシオリ作戦失敗後の東京を描いているような、そんな印象を持ちます。
神様が7日間で世界を創ったのが始まりであるなら、終わりは破壊のみを行う巨神兵による火の7日間。
エヴァの「旧約聖書の世界観」を踏襲しつつ、ゴジラの「現実と虚構」を織り交ぜた内容は、それぞれの作品を繋げる効果があったように思います。
エヴァQ、シンゴジラを鑑賞してから、そういう視点でこの映像作品を観てみると、より良く楽しめると思います。