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ブリジット・ジョーンズの日記のdeenityのレビュー・感想・評価

3.5
レニー・ゼルウィガー演じるブリジット・ジョーンズがダメダメな自分から脱却するために目標と日記をつけ始め、その後二人の男性に詰め寄られてフラフラするという王道のシンデレラストーリー。ジャンルはラブコメですが、自分はコメディーとして見てます。レニー自体は魅力的ですが、あのキャラ自体は魅力は感じませんからね。

確かに外見は魅力的で、目標は「10キロ痩せること」と言ってますが別にそこまで痩せなくてもいいように思います。とても30歳を越えてフリーの人には見えません。
ただもう一つ、目標その2「恋人を作る」ですが、それなら性格を改めよ。ルックスよりも内面だろうが。いい年こいてタバコ、酒浸りでダラダラ過ごし、男に優柔不断で根拠もないのに色々信じたりと、その性格で明らかに損しているわけなんだからそこをまず直せよ、と思いました。

ただ寄ってくる男がいい男過ぎるのが不思議。ダメな子はほっとけなくなる心理ですかね。ヒュー・グラントの方はまあチャラいですが、コリン・ファースはマジでイケメンです。真面目でお堅い人に見えますが、実は優しさも併せ持ついい男。ダサい服でもスーツでも似合うイケメンですね。
ま、ダメなブリジットを「ありのままの君が好き」なんて言ってる時点ではダメダメですが、ラストの王道の展開はかっこよかったです。

そもそもここまでラブストーリーの部分を説明しましたが、この作品はコメディーとして秀でていると個人的には思っていて、下品さのない温かい笑いが多く込み上げてくる作品でした。特に終盤のクリスマスパーティー辺りからは見所多しです。この終盤あっての高評価に繋がっています。ブルースープと友人3人が笑えます。
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