レニーのビジュアルが普通に可愛いので焦ったし(何を期待していたんだ私は)、トナカイのセーター着てる偏屈男も全然アリだけど、ヒューグラントの破壊力もなかなかのものであった。表情筋の繊維一本一本が「モテる」って自覚してるもの。あれは目配せされたら好きになっちゃうな。抗えない。あんな上司が居たら流石にシースルーブラウスは自粛するにしても、無遅刻無欠勤のスカートには暫く病欠してもらおう。
ブリジットがダメダメ設定な割に一切悲壮感がなく、恋も仕事も友情も充実してるのは一体どういう嫌がらせなんだろう。彼女の悩みは主に「やや太め」である事だけな気がするし、それも全然改善する気がない。自ら《ありのままの私でいい》って内心絶対思ってる。よっぽど自信がない限り、30代で日中野外バニーガールという選択肢はないぞ！でもその辺りを憎めないよう演じてるのは流石。あと例え相手が薄着でなくても、その場所が雪降るロンドンの街でなくても、恋人をロングコートに包むやつ男性は皆んな参考にして欲しい。コリンファース分抜いてもあれは良い。
