YasuhitoArai

トレーラーズ・フロム・ヘルのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

4.2
低予算映画のトレーラーを現代ジャンル映画の監督が解説する作品。予告編のみと解説つきの二枚のディスクがある。
監督達が若い時に見ていた作品なので50、60年代が中心。

予告編を見ていて、低予算ジャンル映画において、ベラ・ルゴシ、ボリス・カーロフ、ロン・チェイニー・Jr.などの元祖モンスター映画俳優及びヴィンセント・プライスがいかに偉大であるかを感じさせた。
特に「地獄へつづく部屋」のトレーラーでのヴィンセント・プライスの語りは素晴らしい。

この作品のトレーラーの中ではマリオ・ヴァーバの「血みどろの入り江」が一番良かった。映画のシーンを赤や黄色などの原色で染めた映像は、実際の映画で原色が多いマリオ・ヴァーバらしさが出ていた。

解説する面々も面白い。
ジョー・ダンテはもうB級映画界の教授といったような感じで冷静に早口で、そして時折作品に毒舌を吐く。
ギレルモ・デル・トロは大人しい感じ。
エドガー・ライトとジョン・ランディスはふざけすぎてて笑っちゃう(笑)

解説で「駅馬車」は4日で撮影されたと言っていたのは衝撃だった。