アクション版「赤ずきんちゃん」。キーファー・サザーランド演じる知的な雰囲気の男が車内でどんどん狂気を曝け出していく姿がなかなか怖いですし、重傷を負った後の姿が赤塚不二夫辺りの昭和のギャグ漫画のキャラみたいな風貌で面白いです。ダニー・エルフマンのBGMも盛り上げてくれます。
個人的には、想像よりも描写が大人しかったというか、あのボロボロの風貌でもっと大暴れして車で轢こうとしたり、色々な人間を殺害しながらリース・ウィザースプーンを追いかけまわして欲しかった所ですが、そうなるとホラー寄りになってしまうでしょうか(笑)。