てつこてつ

ダブル・キラーのてつこてつのレビュー・感想・評価

ダブル・キラー(2010年製作の映画)
3.0
タイトルもジャケ写もおどろおどろしく、どこぞやの海の崖の上に建つ病院が舞台という設定もいい感じ。主役キャラ二人共にまともに身体が動かせず、ほぼベッドに寝たきりというのも、ちょっと「ソウ」第一作を彷彿させてアイディアとしても面白い。

お互い、満足に身体を動かせない中での殴り合いだったり、相手を痛めつけようとする小技の使い方もなかなか考えられている。ストッキングに石鹸とか、確かに痛そう・・。

だけど、最初の段階から、二人が体験している内容が現実なのか、はたまた薬の副作用による幻想なのかという大胆な伏線を張っている以上、エンディングでいかに見事に回収するのか??ってのが否応なしに視聴者のハードル高めてるんで、あのヲチには肩透かし食らう人多いのではないかな・・。

チョン・ホジンとユ・ヘジンというベテランの熱演が光っていただけに、あんなありがちエンディングは勿体なさすぎ!

・・と思ったら、何とまあ10年以上も前に制作された作品だったのね。
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