Haman

ゾンビの怒りのHamanのレビュー・感想・評価

ゾンビの怒り(1973年製作の映画)
4.3
インド人の魔術師がブードゥーゾンビを操る話。

めっちゃ面白かった。いや大筋はつまんないんだけど演出だったり画的な面白さが殺人的。
美術やメイクは完璧にゴシックしてる黒魔術シーンなのに場所だけコンクリート打ちっぱなしだったり、独特な不気味仮面や白塗り顔面に七変化する怪盗みたいな殺人鬼だったり、インドの本を借りに行ったら真顔でセックス教本を渡してくる紳士だったり。抜け感がすごい。
あとオープニングクレジットがくそ格好良いのも好き。音楽がファンク寄りでメイン楽器がギロってあんた…いちいちダンスチューンが掛かるからテンションめっちゃ上がる。サントラ欲しい。

アマプラの字幕にしては違和感なく頑張ってたと思うけど、唐突な「紙(神)と同じ力を持つのだ!」は反則。

ブードゥー教なのに何でインドなのかって?知らねえよ。
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