さっ

突撃のさっのレビュー・感想・評価

突撃(1957年製作の映画)
4.2
「ドイツの弾が嫌ならフランスの弾を食らえ!」

「アリ塚」への突撃場面は、猛爆撃の中を進まされる大勢の兵隊を延々平行ドリーでとらえる。長い長い塹壕を移動し続けるカメラ然り、『フルメタル・ジャケット』とも共通する混沌とした戦場の中の整然としたカメラワーク

加えて軍法会議、銃殺刑のシークエンスが三大ハイライト。いずれも広い空間とその中の人物たちの切り取り方がすごい。処刑ではセレモニー的な流れをじっくり見せるが、最後は一瞬の出来事。この落差

ラストの、疲労の色濃い兵士たちの顔、顔、顔
さっ

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