政府が兵士の兵役期間を強制的に延長できるストップロスを題材にした物語。
なかなか硬派な社会派作品で良作。
今観るとキャストがみんな出世してて豪華なことに。
イラクで心に傷を負った主人公にストップロスがかけられるも思わず逃亡、理不尽なシステムに立ち向かうのだけど、もうどのキャラクターも見ていてつらい。PTSDの一言では片づけられない。酔っ払って穴掘ってるチャニング・テイタムが悲しい。
フィクションなのに現実を見せつけられた気がした。メイキング見るともっといろいろとわかる。
ただロードムービー的な要素はなくてよかった。ここを削ってもう少し各キャラクターを深堀してほしかった。そうするともっと絶望や悲しみがよりリアルになる。