凄〜く観たかった作品が、なんと大晦日に届いてしまい...嬉しいのですが😆
間違いなく隠れた名作と実感しました💫
イラク戦争🪖でのPTSD、ストップ・ロスの現状、作り物ではない実際の兵士やその家族の心情がリアルに描かれています。メッセージ性の強い作品です。
※《ストップ・ロス》とは、戦場の兵士不足を補う為に、アメリカ政府が強制的に兵士期間を延長出来る制度。
戦争映画の監督はなんと女性。自分の兄弟を含めた実際にイラクから帰還した兵士からビデオテープを見せられ、話を聴き製作したというのでほぼ実話‼️
13年前の若いジャケから惹き付けられたが、この4人は今でもそれぞれに大活躍しています。
チャニング・テイタムは監督からカリスマ性を見出され、モデルやダンス映画だけじゃない新たな魅力がこの作品で倍増しています❣️
主役は隊を纏めるリーダーのブランドン(ライアン・フィリップ)。戦場で多くの仲間を亡くしたが、その活躍を認められ模範兵の勲章🎖を授る。除隊の日にストップ・ロスが掛かり、咄嗟に逃げ出し脱走兵となってしまう...
ブランドンの親友で狙撃手のスティーヴ (チャニング・テイタム)は除隊して恋人ミシェル(アビー・コーニッシュ)と結婚予定。
帰還して酔っ払い、土を掘って穴に隠れるという凄まじいPTSDが...だがストップ・ロスを受け入れる事にし、ミシェルから突き放される。
また、ブランドンの弟分的なトミー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は繊細で酒に溺れてしまい、ブランドンが居ないのも苦になったのか自殺してしまう...
当時はオバマ政権、その頃で8万人以上の若者はストップ・ロスで戦地に戻されている。逃走兵の数も計り知れず...
戦争により人間の命の尊さを蔑ろにされている現実。私たちは日本人だから関係ないとは言い切れない。このような戦争、社会派の作品はしっかりと観続けて行きたい‼️
ライアンとチャニングの墓地での取っ組み合いが見ものでした💥
アビー・コーニッシュは低音のハスキーボイスで役柄もハマり魅力が溢れています✨
年末にそれはそれは格好良いチャニングを拝めて大満足💗
※ライアン・フィリップはこの作品がきっかけでアビー・コーニッシュと付き合い、当時の妻リース・ウィザー・スプーンと離婚することになった。