貴婦人修行

アウト・オブ・ブルーの貴婦人修行のレビュー・感想・評価

アウト・オブ・ブルー(1980年製作の映画)
3.9
ゴミ処理場のシーン、小屋破壊した快感のまま酒飲んで後悔して物陰に隠れる情けなさが泣かせる。あんな快晴でなにを誤魔化せるものか。
総じて、結局デニス・ホッパーとロケーションが映画を牽引するんかいっとも思うが、リンダ・マンズが盗み聞きを始めて豹変してからはカット割りがいい加減になって否応なく不安を煽られていく緩急、抜群。爆発が外側から見るとショボいのもこの映画にはぴったり。