期待以上に楽しくて、最高に泣ける。
言っちゃ悪いけどアメリカのハイスクールラブストーリーなんて「ちょうど面白い」程度でどれも水準は変わらないと思ってたけど私この作品ものすごく好き。
ヒース レジャーが最後までカッコいいっていうのはもうこの作品を語る上では外せないけど、このストーリーのベースはそもそも「恋のから騒ぎ」ではなくて「じゃじゃ馬ならし」だ。この邦題だけはなんとかした方がいいと思う・・・
転校生イケてない男子がかわいこちゃんとデートするために学校一の不良とプレイボーイを利用するという、ちょっと珍しさもあり、不良とプレイボーイも結構単純で素直なのがかわいい。
エグいいじめとか、カーストとかそう言ったものがなく、先生は頭おかしいけど笑、平和でハッピーなこのハイスクールの雰囲気は好き。
ちなみに不良とプレイボーイを利用するイケてない転校生はジョセフ ゴードン レヴィット！
まだあどけなくて超かわいいです。
「自分が欲しいと思うものに、ふさわしくないと思うな！」
全然恋の手応えなくって自信なくしてきたキャメロンに、不良パトリックが言い放つセリフ、痺れた！パトリック好き！
ちなみに原題は「10 Things I Hate About You」(あなたの事が嫌いな10個の理由)
このタイトルがラストシーンのカトリーナの詩の朗読とつながって、たまらなくキュンとくるラブストーリーになっていました。
