2018/11/5 購入した輸入盤Blu-rayで鑑賞。
2009年「探偵!ナイトスクープ」をたまたま見た時から、いつか見たいと思っていた1本。
まさかこんな突然見れる日が来るとは…。
ちなみに本作以外で見たかったのが、劇場での『2001年宇宙の旅』と『地獄の黙示録』、そして、フリードキン版『恐怖の報酬』…。
何と今年で全て叶えられてしまう!!!
盆と正月とクリスマスとGWがいっぺんに来たかの感覚に、毎日夢見心地です。
閑話休題。
本作は試写会上映時、あまりの怖さに体調不良者が続出したとの逸話から伝説と化したが、肝心のホラー描写はほとんどない。
しかし、描写が数少なさゆえにインパクトが絶大。
見てない方のためにどういう演出かは控えるが、今と違ってビクッ!とさせるより、背筋をゾワゾワさせる系。加えてモノクロ映画だからこそ、味わえる恐怖だった。
ただ、ストーリーは今となってはテンポに難あり(1時間21分版)だが、上記の通りホラーよりミステリーとしての要素が強く、最後まで飽きさせない。
さらに、マーティン・ランドー演じる主人公が著名建築家にして心霊探偵、その家政婦もコメディリリーフと、キャラクター設定もウィットに富んでおり、やり取りも面白かったのでシリーズ化されなかったのが残念。
とりあえず、人生で見たい映画リストが軒並みクリアされていくので、こんなのもあるよ!というのがあれば教えてください!