LEE

バイオレンス・ポリス/九龍の獅子のLEEのレビュー・感想・評価

4.1
邦題だとどれが何作目かよく分からない省港旗兵シリーズ第二弾
よりパワーアップした作品となっていた


罪を犯して香港で捕まった元中国警察の三人が香港警察のスパイとして香港の闇へと入り込んでいくというストーリー
前作と同じように大陸から出てきた男たちの悲哀を描いているんだけど、出てる役者が結構見知った顔が多かったりアクションも派手になったりして娯楽映画としての完成度は上がったように感じた
主人公の三人の中に林國斌とサイモンユエンJr.がいるというのもデカいと思う
あとなんといってもアレックスマン!悪役のイメージが個人的にはあったけど、やっぱり男前なので彼が出るだけで画面がパッと明るくなるなと再確認した
香港映画にある滅びの美学を90分もない尺でまとめて見せたマイケルマックの手腕は流石


アクションはややカットごとの繋がりが悪いところはあるんだけど、体を張ったスタントを含め画のインパクトが強くて見応え抜群
個人的にはボリューム、内容共に満足だった


アクション映画として更にパワーアップを遂げた続編
因みにアンディの出てる3作目は日本未発売、4作目はバイオレンスポリス2のタイトルでリリースされてます
なんでやねん!
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