勝沼悠

ザ・ホード -死霊の大群-の勝沼悠のレビュー・感想・評価

ザ・ホード -死霊の大群-(2009年製作の映画)
4.4
 凶悪犯に同僚を殺された刑事達が復讐の為にビルの屋上を襲撃するも返り討ちに。そこに突然襲いかかるゾンビ。生き残った凶悪犯と刑事達は脱出の為に手を組むのだが。。。
 フランス発の話題のゾンビ映画。

 犯人達と刑事達の対立を描くと見せかけて、それぞれの陣営の複雑な人間関係と対立を描いているのがうまい。最初主人公だと思わせた人がいきなり死んじゃったりとかの仕掛けもいい。意外にもストーリーで魅せる映画。
 そして突き抜けたバイオレンス! ゾンビ撃ちまくり、殴りまくり、蹴りまくり、頭突きしまくり! 終盤たった1人で100人以上のゾンビに立ち向かう「かかってこいや!」シーンはゾンビ映画史に残る名シーン。

 ゾンビ映画好きには鉄板の面白さ。
 吹き替えがないのが残念。 
勝沼悠

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