やま

山椒大夫のやまのレビュー・感想・評価

山椒大夫(1954年製作の映画)
4.0
初溝口映画。
凄いなぁとただただ思ってしまう。

お母さんと息子たちが引き離されてしまうシーンの怖さ。日本らしい音楽が引き立ててる。音楽によって場を作るシーンが多々あって、昔の日本の音楽でもここまで雰囲気作れるのかと。

森鴎外による小説は、読んだことがなくストーリーを全く知らなかったのが逆に楽しめた。でも教養ある人なら細かいシーンとかでもっと楽しめたのだろうな。


映像の美しさはもう分かりきってる。
二人で木を折るシーンがいいなぁとか思ってしまった。
やま

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