2020.7.21 DVDで再見。
イギリス劇場公開時には映画館でも鑑賞済み。
ジョンウォーターズの監督としては今のところ最後の作品。映画雑誌とか全然読まなくなったけど彼はもう映画を撮る気は無いのかなぁ?
皮肉る精神はあるものの「ピンクフラミンゴ」の頃のような毒気はアメリカンコーヒーよりも薄くなってしまってますよね。
美人でもないトレーシーウルマンが淫乱な人妻を演じているのは興味深いけど話そのものはメチャクチャ過ぎて面白くはなかった。「頭を打つ」→「淫乱になる」の繰り返しであまり捻りがない。良識派vs淫乱軍団も描きようによってはかなり面白くなりそうなんだけど。
セルマブレアも役を選ばないよね。本作以前にもフェラ中にアゴが外れて救急車を呼ぶ役を演ってたけど今回はバスト200cm級のストリッパーの役だし彼女の何でも演じる姿勢は見習うべきだね。
歌手のクリスアイザックは先日レビューした「羊たちの沈黙」にもチョイと出てますが主演級は本作が初ではないかと。
ウォーターズの常連脇役ミンクストールやパティハーストなどもちゃんと出演しているのも嬉しいです。