地下鉄に乗り合わせたカルト教団の信者に襲われる主人公ら…という日本人はサリン事件を連想してしまう本作。
ニコニコしながら十字架型ナイフ振り回してくる信者は怖すぎるし、スプラッター全開です!妊婦のシーンは…!
主人公はだけでなく信者含めキャラクターの書き分けがしっかりしていて素晴らしい!
意外に信者も一枚岩じゃないようで、それぞれの考えや信仰度合いもしっかり書き分けられているのは凄い。
一人童貞を卒業したくてしょうがない信者が若かりし頃のタランティーノに見えたのは私だけでしょうか!?
一方で個人的には登場人物の殺され方に芸がないなと思ったりも…!
基本ナイフ一辺倒なのでしょうがないんですが…
見終わったあとに「え?結局そう言うこと!?」となってしまいますが、冒頭のシーンを見直すと異なる解釈になるはず!
まぁ見直したところで感動するほどの物では無かったケドも…
個人的には神を信じていないので、盲信的な連中には嫌悪感しか抱かず、映画としての面白さよりもイライラが勝る場面がある点は映画「ミスト」を思い出しましたねぇ…