イワシ

特攻戦闘機中隊のイワシのレビュー・感想・評価

特攻戦闘機中隊(1948年製作の映画)
3.5
ドキュメンタリーかと思うほど、ガンカメラで撮影された資料映像の多用が売りの作品なのだが、純粋に劇的効果のためだけに都市爆撃の映像が連続するクライマックスはかなり異様。主人公であるエドモンド・オブライエンの生死を、暗示すらなくほっぽって終わらせるのもびっくりした。

ガンカメラの映像という、当時の観客はおそらく見慣れていないだろう映像がどんなものかわかりやすく提示するために、劇場を模した映写室でエドモンド・オブライエンの戦闘を上官が検討するシーンがあって、ここはけっこう面白かった。
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