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地球へ2千万マイルのnaokitのレビュー・感想・評価

地球へ2千万マイル(1957年製作の映画)
3.4
今作でも、ハリーハウゼンのアニメーションが素晴らしく、当時のイタリアの情景も相まって、なんとも言えない風情があります。
特に怪獣物は哀愁さえ感じるのです。

実験材料として連れてこられた金星生物が逃げ出すことで巻き起こるパニックが描かれてますが、人間の勝手な都合で無理くり地球へ来てみるとコテンパンに砲撃されるなんて…宇宙人に拉致された人間だって隙あらば逃げるっしょ!ってなぐらい気の毒になります。

しっかし、怪獣ぶっ倒した後のセリフが“いつの時代も、進歩への道はとてつもなく険しい…”って、どの口が言ってんだって話ですよ。^_^;
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