Azuという名のブシェミ夫人

アザーマン -もう一人の男-のAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

アザーマン -もう一人の男-(2008年製作の映画)
2.9
妻が居なくなった。
良好な関係を気づいていたはずだった。
しかし残されたパソコンから、妻が謎の男と関係を持っていた事を知る・・・。

妻ローラ・リニー、夫リーアム・ニーソン、愛人アントニオ・バンデラス。
豪華だし、良いキャストだなーって思ったんだけど・・・
うーーーーーん????
消化不良。
最終的にみんなして『満足満足。我が人生に悔いなし。』みたいな顔しちゃって、私置いてけぼり。
待ってよ、ちゃんと寝ないで観てたんだけど。
全然共感しないわ、誰にも。
いつの間にかイイ話だわーみたいな雰囲気に誤魔化されてるけど、全員何がしたかったんだよー。

リーアム・ニーソンは渋くて苦悩する役が似合うのだけど、いかんせんストーリーが・・・。
愛人バンデラスなんて、笑わせようとしてるとしか思えなかったし。
かと言って、笑えるほどでもないっていう最悪なパターン。

リーアムは最近『96時間』のインパクトが強すぎるので、バンデラスの存在を知って怒り狂って「殺してやる!」ってなった時、バンデラス瞬殺されて映画終わっちゃうんじゃないかと心配したわ。
妻居なくなる前に先に突き止めてとっくに殺してるか、あの最強オヤジなら。

話の大きな筋でもある妻の行方についても、あっそうなんだって感じになっちゃって。
なにかと残念でした。
勿体ないなー・・・キャストの無駄遣い。

唯一、娘役のロモーラ・ガライが可愛い。
それが救い。