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不信のときのMoonRiverのレビュー・感想・評価

不信のとき(1968年製作の映画)
3.5
あややと岡田茉莉子と二人の好きな女優さんが出てるから観たかった映画。
ややネタバレぽいかも。

愛人 あやや
本妻 岡田茉莉子
5年前の浮気相手 岸田今日子
この3人に翻弄される我らが二郎さん(  ̄▽ ̄)

ホステスのあややとええ仲になり、あややからあなたの子供が産みたいと言われよし!産め!と言うてまう二郎さん。アホやな~(>o<")

産まれた女の子の名前が文子(ふみこ)。あややが静岡出身て設定やから、富士子もええなと言い出す二郎さん。
この辺は同じ大映の女優山本富士子にかけた楽屋落ちのような会話。

書道の先生で名前も売れ出した岡田茉莉子に、後は子供がいたら完璧やと言うてはならんことを言う二郎さん。やっぱりアホや(-.-)
そして本当に子供が産まれていきなり二人の子持ちになり結局あたふたする二郎さん。

あややの家で泊まってる時お腹が痛くなった二郎さんを、追い出すようにタクシーに乗せて"高円寺まで"とあややの本性が出てきました。

そして入院先の病院でとうとうあやや母子と岡田茉莉子が鉢合わせ。
この後二人の一騎討ちがありますが、これはこの映画最大の見せ場。
でもこういうホステス役はあややの十八番なんで、岡田茉莉子が霞んでしまいました。
その二人のやり取りでボロクソ言われる二郎さんがいと哀れ(/o\)

二枚目やけどこういう三枚目的な役は船越英二が上手いと思ってたけど、二郎さんもなかなかどうして良かったです。
今こんな二の線、三の線出来るん誰やろ?堺雅人とか堤真一とかか?

そして若かりし加賀まりこも、さもありなんという役で出てました。
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