ロバート・アルトマンのイメージズのなまくらウォッチメンのレビュー・感想・評価

面白い
『反撥』×『こわれゆく女』のようなニューロティックスリラー
アルトマンらしい群像劇ではないが、ほぼ屋内という限られたシチュエーションの中での3人以上による会話劇の見せ方が抜群に上手い
アルトマン、直球のスリラーを撮らせてもウェルメイドな作品が作れるのは驚き

所々『赤い影』っぽさがあるなと思ったら、どうやら編集が同じ人らしい
一応こちらの方が先に作られたみたいだけど、これからの展開を予見するような不穏なくだりなんかはまんま『赤い影』だったな