あや

ハピネスのあやのレビュー・感想・評価

ハピネス(1998年製作の映画)
3.3
離婚を考える熟年夫婦の娘たち・三姉妹を中心に物語が展開する。

息子の友達を性的な目で見る精神科医を夫に持つ長女、リアリティーのある作品を生むためにレイプ願望に取り憑かれる次女、キャリアもうまくいかず一晩だけ体を許したロシア人にギターを盗まれる三女。
この三姉妹を囲む登場人物たちも癖のある変態たちが登場するのだが、「あ、みんな変態なんだな」となぜか安心する人間臭さがある。
といってもごめんペドは理解できずただ不快。

イタ電をする男が自分を襲ってくれないかと次女が思っていたところでデブの男が登場し、「失敗した。タイプが違うわ」と言うシーンがなんとなく好き。

タイトルがHappinessなのも、ワンナイトしたロシア人に金とギターを盗られる三女の名前がJoyなのも皮肉。
最後長女の息子が精通し、出た精液を犬が舐めとって長女のもとに行くシーンわろた。
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