超空間コベ

カラテキッドの超空間コベのレビュー・感想・評価

カラテキッド(1987年製作の映画)
4.0
「『ベスト・キッド』を超える
アクションパワー!」(笑)

この時期に便乗量産された、
“ベスト・キッド映画”の一つ。
本家の原題“The Karate Kid”を
邦題に当てるとは、配給会社も
エエ根性しとるなぁ…。(笑)

しかし侮るなかれ!この映画、
なんと全6作まであるのだ!!

本家でさえ全4作。リブートを
入れても5作だってのにね。

ちなみに、本作の英題
『Karate Warriors』は、
千葉真一主演『子連れ殺人拳』
の海外タイトルになってるので
検索ではこちらがヒットする。


アメリカからフィリピンに父を
訪ねた主人公のイケメン少年が
街を牛耳るヤクザなカラテ青年
にボコられ、亀仙人の元で修行
を積み、リベンジする。☆

主人公のアンソニー役には、
昨年の『きっと大丈夫』で主演
を務めたキム・スチュアート。

その父には、4年前に他界した
『ウエストワールド』の
ジャレッド・マーティン。

師匠の亀仙人・キムラには、
『ニンジャ・ウォリアーズ』等
シルバースター社製ニンジャ
でお馴染みのケン・ワタナベ!
(←渡辺謙ではない方)

ヒロインは、葵わかな。♪(笑)


亀仙人が伝授する必殺技は…
その名も“ドラゴンボール”!!
☆(笑)

…おぉ、何というミラクル!
この極意を修得するには相当の
年月と鍛錬を費やす事になるに
違いない…。

―――しかし!
この主人公は天才だった。☆

たった2分ほど、ヌンチャクや
棒を振り回したりしただけの
修行で、いきなり奥義発動!!
(笑)
牛をダウンさせる事に成功、
ウムウムとうなずく亀仙人。

こうして、僅か3分で奥義会得
&免許皆伝となった主人公。
証のゴールデン道着を授かり、
迎えに来た彼女と悦びのハグを
交わすのだった。♪


う~む、これがイケメンに限り
許されたリヤ充爆発というヤツ
なのか。

しかし、クライマックスの
リベンジマッチでボッコボコ!

―――さあ、立て!
今こそ、華麗なる出来レースに
フィニッシュを決めろッ!!

イケメンには、揺るがぬ勝利が
常に約束されているのだからな
…!☆(笑)

(2作目のレビューに続く)
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