カフェポタリスト

ハウス・バイ・ザ・リバーのカフェポタリストのレビュー・感想・評価

ハウス・バイ・ザ・リバー(1950年製作の映画)
3.0
誤ってメイドを殺してしまった売れない作家が足の不自由な弟に罪をなすり付け、しだいにサイコ化してゆく。
この時期のフリッツ・ラングは不調だったのか、スタッフに恵まれなかったのか、この作品も面白くなりそうな話なのに・・・魅力的な俳優もおらず散漫な印象。
ラングは裁判と大衆に不信感があるようだ。

どうしてもヒッチコックとの比較になってしまうが、
ヒッチが50年代以降、傑作を連発してゆくのに対して
ラングはテンションが下がり、その立場が逆転してしまったように思う。