らんらん

温泉芸者のらんらんのレビュー・感想・評価

温泉芸者(1963年製作の映画)
2.5
とある地方、秋葉川沿いにある温泉街で芸者をしているシメカ(叶順子)は売れっ子
オシの芸者として知られているのだが、実はお金を稼ぐための演技
お金を稼ぐためにはどんな男でもウェルカム、がめつくしたたかでキュートな叶順子を堪能する映画

シネマヴェーラ渋谷の大映映画特集にて鑑賞、今作の目当ては叶順子

ストーリーが全然ダメ、なんだそのオチみたいな
因果応報?なのかなぁ、すっきりしない終わり方
もっと面白くできたような気もするけど、出演者も弱いしこんなもんかって気もする

見所としては様々な着物に着替える芸者姿の叶順子の美しさのみ
最近野添ひとみの出演作漁ってたら叶順子も多く出演していて、魅力がわかってきた頃合い
ということで叶順子のみを目的に映画作品を見るってのはこれが初めてかも
日本髪、着物姿の叶順子も悪くないけど、何を着ても美人は美人だなーって思うけど
叶順子は洋装が似合うと思う、ダンサー的な肌の露出が多い格好の役のほうが魅力が出る、着物姿だとセクシーさが薄くなる点が残念

相手役と思われた川崎敬三は序盤全然出てこない、いい人風だけど偽善者みたいで印象は悪い
あと目立つのは中村鴈治郎&清川玉枝夫婦と左卜全あたりか
倉田マユミなんかも出てるけど印象まったくなし、出てるだけ

ストーリーもダメだけど、出演者もダメですねー、主演の叶順子からしてあまり魅力の出ていない凡作
らんらん

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