ヨコハマメリーの作品情報・感想・評価・動画配信

上映館(3館)

「ヨコハマメリー」に投稿された感想・評価

カナ

カナの感想・評価

3.6
メリーさんのドキュメンタリー。だけれども、本人が語ってるいるわけではなくて親交のあった人達が話す彼女の横浜、横須賀での生活。
私が生まれた頃には彼女はもう横浜にはいなかったけど、親や親戚は喫茶店で彼女をみたことがあるらしい。知ってる横浜がちょっとタイムスリップして画面に写ってた。横須賀も。だけど戦後の横浜は、今と同じようで全く違った。最近は伊勢崎町も関内もあんなに賑わってないよなー。
「自分らしく」って何だろうってよく考えるけど、メリーさんはまさに「自分らしく」生きたんじゃないかな。施しを受けるのが苦手だから自分で稼いで生きている、だから白塗りして派手な服装をして目立っても何も後ろめたいことがないから街中を歩ける。ただ、メリーさんを語る人達はゲンジロウさん以外ちょっと上から見ている感じがあって嫌だったな。「可哀想で、哀れ」だなんて言葉、自分が優位に立ってると思わなきゃ出てこない、どの人もこの人も。あれがリアルだけどさ。なんか見せかけの優しさでムカつく。
最後、地元に戻って生活してる本人の映像を見れたのことが衝撃だった。そんなとこまでカメラ追いかけたんだーって。すごいなーって。昔からなんとなく聞いたことのあった横浜メリーさん、今回ドキュメンタリーとして観れて良かった。本当に存在していたんだな。
すみれ

すみれの感想・評価

4.2
みなとみらいだけが横浜だと思ってる若い世代の人が知らない横浜があって、でもそれは自分のルーツだったんだなとも思った。横浜が地元であればあるほど雰囲気に呑まれると思う。
人がたくさんいてガヤガヤしてて、来る者拒まず、去るもの追わずな横浜。でもドライじゃなくて暖かいのも横浜。良くも悪くも執着のない横浜。
この時代の横浜に生まれたかった。
今の横浜は暖かいかな。
d

dの感想・評価

2.8
横浜に出没した白塗りで娼婦の老婆、メリーさんのドキュメンタリ。お年寄りとブルースって、本当に夢破れたような希望がない気がして相性よくないなとか考えながら観てたけど、最後にメリーさん本人の映像を観て、確かに上品で不思議な雰囲気の人だなとか思った。終戦後の横浜の一側面を表したような、ひたすらに湿っぽい映画。あとなんとなく「チャンス」思い出した。
dozen

dozenの感想・評価

4.1
噂話に聞いた話、実際に交流のあった人たちの話から、自分なりのメリーさん像をイメージするのが面白い
メリーさんがいた街や場所の、その当時らしい魅力も感じられてよかった

すべてが過去の、済んでしまった話と観ていたけれど、ちゃんと今につながり明日へつづいていくことに感動すらおぼえた
そして、作られたメリーさん像を打ち壊すのがとてもいい
花椒

花椒の感想・評価

3.8
梯子の途中、ご飯を食べすぎて上映の中盤はうつらうつら😪

2年前に閉館した伊勢佐木町の横浜ニューテアトルの最終上映がこの作品でした。
これは地元のシネマリンやジャックアンドベティで観るべき、だったんだろうな。まあ、コロナ禍で遠出するのも私は気がひけるので次の上映機会を待ちます。

本人の映像はあるのにインタビューはない。縁があると言えばあるくらいの人から証言を聞き、なんとか繋ぎ逢わせて作品へとこぎつけた、という印象。

薄っぺらいと言えばそうだし、監督自身の主義主張をできるだけ排除し、客観的によくまとめあげた、とも言えるので好みは別れそう。

個人的にはありそうでなかったドキュメンタリーという感想。

撮影の後ろにタモリとマリナーズイチローのユンケルの幟が。そんな時期もありました

街の有名人と言えば新宿タイガーさんは何度も遭遇したことがあるのでそちらをみたくなりました
戦後史好きには間違いなく刺さる。実在の登場人物たち(の現在のお姿)が凛としていて、なんというか上品でかっこいい作品です。
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