るの子

狼たちの処刑台のるの子のレビュー・感想・評価

狼たちの処刑台(2009年製作の映画)
3.8
チンピラのクソガキ共に元海兵隊のハリー・ブラウン(マイケル・ケイン)の鉄槌が下る。
引退し、歳をとったハリーは俊敏な動きなどもう出来ない。その代りに物悲しい音楽と沈黙の中、静かに銃と短剣で殺していく。このマイケル・ケイン御大の重厚感が素晴らしい。
まさに”F*cking animal”なクソガキ共は吐き気がするほど。早く始末してくれと思うし、死んだらやったと思うのだけれど、その後の空虚感もある。映画の描写が現実味を帯びていて、おそらくどこかで同じようなことが起こっているという考えが残るからだろう。
他映画に比べ派手なアクションも、標的が大量に死ぬわけでもないし、復讐に至るまでも比較的長い。しかし復讐物としては割と好きな部類だった。これをDVDスルーとは勿体無い。