ちょこばなな

銀色のシーズンのちょこばななのレビュー・感想・評価

銀色のシーズン(2007年製作の映画)
2.5
後半までがちと長かった。
前半田中麗奈ちゃんが出てる所はほっとするけど、他はただただ男臭い笑
後半になってからは壮大な音楽といい、男臭さに負けない素晴らしいヒロインを選ぶ才能といい、さすが海猿の監督!と思えた。
何事もやり遂げた記憶が無い中途半端だと言う銀の言葉が、銀にかけられる言葉が、かなりグサグサと心に刺さる内容だった。

“自分で決めて辞めた奴が、どうして逃げたことになんだよ”
こんなこと言ってくれる友達、最高じゃないか。
逃げたと思い込んでたら逃げた自分を一生責め続けなければならない。
責任持って辞めたんだ、って自分の選択に自信持つことでしか前に進めないのだと思う。

“くだらない挑戦でも、無いよりはマシだ。それがあるだけで明日が楽しみになったりする。とにかく、そういうもん見つけろ。そしたらそのうち、また明日が楽しみになってくる”
人へのアドバイスって、いつの間にか自分が言ってほしい言葉になってる気がする。自分に言い聞かせてるような。

人生そんなに簡単に上手くいくもんじゃない。
ずっと諦めず頑張り続けてたら、ふとした時に出来るようになってる。
かっこ悪くてもいい。とにかく最後までやり抜け。
そういうことなのかな。
説得力のあるアドバイスが出来る、生き様を見せれる人間になろうと思えた。