Train

牛泥棒のTrainのレビュー・感想・評価

牛泥棒(1943年製作の映画)
3.9
感情に押し流され、私刑を実行しようとする人間達についての作品。80年前の映画だが、ココ最近のSNSの動向を見てると「我こそは正義!」と汚物に群がる蠅のように、炎上中の人間に対して寄って集って執拗に攻撃する愚かしさに通じる部分があって、人間中々変わらんものよな、と。後に『十二人の怒れる男たち』で死刑判決をひっくり返すヘンリー・フォンダが今作でほぼ何もできずに終わるのが実にやるせ無い。

ヘンリー・フォンダの恋人の登場は一体何の意味があったんだろうか。
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